何もない荒野で人間が一列に並んでいる。
看守のような服を着た人間が1人列の前に立っている。手にはナイフ。
「いいかよく聞け糞野郎どもお前たちは生まれた罪を償うためにここにいる……」
聴衆の目は虚ろでまともに聞いているであろう人間はいない。
「だが安心しろ!私はそんなお前らを救済してやる!」
ナイフで胸のあたりを刺す。
「さあ死ね!!」頭の上あたりにmust die!のロゴが浮かび上がる。
刺された人間は苦しみだすが気に留める人間はいない。
看守のような服を着た人間は1人また1人とナイフを胸に突き立てていく。
列は果てしなく伸びている。